​2nd Full Album「桜梅桃李」

​セルフライナーノーツ

まずこのアルバムタイトル「桜梅桃李」。わかる人はわかると思います。

「オウバイトウリ」と読みます。昔のことわざのようなもので、

「桜の木には桜の、梅の木には梅の、桃には桃の、李(すもも)には李の花が咲く」という意味です。

桜には桜の美しさがあり、梅、桃、李も同様で

人間に置き換えるとその人にはその人にしか咲かせることのできない花がある。

という意味で今回のアルバムのタイトルにしています。


花にもいろんな花があり個性があって、人間も同じように様々な個性を持つ人がいて。

そんなそれぞれ個性を持つ曲が今回はたくさん詰まっていて、ソロ活動を始めてからの5年間、

本当にたくさんの人に出会えて、本当に色んなことを知って、そんな移り変わりがこのアルバムにはたくさん詰まっていて、成長途中でヒリヒリしている部分もあるけど、

確実にこの今を形に残しておかなければいけないなって思って、CD盤でのリリースを決めました。個性を探し続けた僕の今の個性が強く出ているなぁと思います。

ほんと毎日なんて聞かなくていいので、あなたが普段聴いている日常の音楽の選択肢に入れてもらえたら嬉しいです。欲を言えば、気付いた時に鼻歌で歌っちゃっていますように!



では、さらにお話しましょう。


M-1 : 桜梅桃李(inst.)

インスト曲です。アルバムの集大成であり、アルバムの表紙です。

こんな自然な音も、自由に聞けない時がある。

僕らにとっての当たり前が当たり前じゃない時がある。

僕らの思う当たり前をあえて曲にしたら僕らは改めてどう感じるでしょうか。

僕は、これらのような音がない毎日が考えられない。だから今が幸せという結論に至りました。

録音は全部、マイ"iPhone 7 plus"でございます。音いいよねホント。ありがとうございます。


M-2 : サイダー

表記はしていませんがアルバムバージョンです。

アコギを足しました。あとはサイダーだけにサイダーの音も入れました。

混沌とした日常から、より爽やかにより弾けるように。


M-3 : 自由が丘

自分が変われば環境は変わります。それは内面的にも物理的にもそうだと思います。

気の持ちようでなんとかなることもあれば、

それだけではどうやっても上手くいかないこともあります。

そんな時はもう思いっきり自分が楽しめる場所へ、自分を連れ出してあげましょう。

ちょっと高いところから自分の住んでいる街を眺めたら何か見つかる気がしています。

実は、最後の最後まで「ジョクセ」収録予定でした。なので演奏もジョクセメンバーです。

アルバムの後発が決まって、アルバムのムードメーカーとして一役買ってくれているし、

一回やってみたかったのが、実はこれシングル曲じゃなくてアルバム曲なんだぜ!っていうのを。

A面感が強いのはそのせいです。

アルバム出身でここまで広く聴いてもらってるのは想定通りでとても嬉しいです。

「自由が丘」も喜んでます。


M-4 : エバーグリーン

何百年も前に生まれた、ことわざや古書の内容が、現代でも学ばれているのには意味があると思うんです。なぜ現代でも色濃く残るのか。

きっとそれは、人間ってさほど昔と内容が変わっていないからなんだと思います。

人間ってこういうものだよ、っていう答えがもう出されているんだと思います。

ここから700年とか後の人たちのことなんて全く想像つかないけどね。

でもきっと、根本はさほど変わらない気がする、おんなじ所をぐるぐる回っているんだと思う。


M-5 : フライト

最近、ありがたいことにライブ遠征などで飛行機を使う機会がしばしば増えました。

ワクワクしませんか?飛行機乗るまでの待ち時間とか、離陸時のあの重力、雲の上の世界とか。

やっぱ人間って単純で、高いところから見るといろいろわかる気がしてる。

自分の住んでいる街を上から見下ろすと、

いかに今の悩みが小さいか、とか、

世間の狭さとか、まるで仏になった気分で物事を達観できるよう。

地上にいてもそれができれば悩むことなんてないのかな、と思って作った曲。

飛行機のお供におひとついかがですか?


M-6 : 母の光

改めて、母親って本当にすごい。僕はあまり父親を知らないので自然と母の歌になりました。

父親の歌も今度書きたい。

母親っていう存在の意味や位置ってみんな思うことは一緒な気がしていて、自分だって痛いのに、子供の心配ばかりするし。僕のことなのに、僕より痛そうにするし。

ケンカしても晩飯用意してあるし。なんかほんとすごい。僕という人間を産んで人生を与えてくれてありがとう。


M-7 : 空と花

本当は曲のタイトルを桜梅桃李にしたかったなぁと後から思った。

5年前、当時18歳、この活動を始めて一番最初に作った曲がこの「空と花」でした。

タイトルもそうだし、演奏も昔のデモとほぼ同じ。詞だけがずっと納得いかなくて、頑張ってレコーディングの当日に書き上げました。結果的に伝えたいことって昔とほぼ変わってなくて、隣の芝生の青さを羨むけれども、自分は自分でしかなくて。あなたを羨む人だっているんだよ。っていうことを伝えたいんだと思います。


M-8 : 愛とは

とにかくエロい。演奏が。ドラム以外は全部演奏してるんだけど、自分の可能性が広がった一曲です、詞も曲も。


M-9 : Swim

これもアルバムバージョンにしました。E.P.リリース直後に、姉からLINEでダメ出しされてからアレンジ頑張った。より爽やかにより高気圧になってるんじゃないかな。どうですか、姉上。


M-10 : 音楽

アルバム「青少年」レコ発ライブの翌日に書いた曲です。

アルバム作り終えてざっくりと、次はこういうアルバムになるだろうな~ってのを思いながら、

ライブを終えて、それが確かなものになった。次はこういうの作る!って。

そこからライブではほぼ演奏してきた曲。

音楽って僕にとってはいま、こういうイメージです。

※CD盤のみbouns track

シンプルに、このCDから僕を知った人、もともと知ってる人、に改めて聞いてほしいし知ってほしいなあと思ったので、収録しました。


M-11 : blossom(2018)

CD盤のみのボーナストラックということで、過去の音源を改めてレコーディング。

このアルバムのイメージはすべてここから始まりました。

サポートメンバーも奇跡的に好きな人たちが札幌という場所で集まってしばらく音をならせるという事で、ならば既存曲もそうだし、新曲もやろう!んでアルバム作ってしまおう!という感じで始まった。

「blossom」は元々、友達の漫画家とのコラボの為に書いた曲だったんだけど、いつしか私自身のリード曲になっているみたいで、ほんと感謝してます。

漫画のテーマが彼岸花ってこともあって、

実は、親戚のペットが亡くなってしまった時に思った事を書いています。

M-12 : 恋は蜃気楼(2018)

セルフカバー2曲目。この曲を弾き語りライブでやった時に

たまたま、そのライブの出演者で見ていたのがサポートギタリストの佐野くんでした。

めっちゃ褒めてくれた。「札幌でこんな曲書ける人が居たなんて」ってすごく感動してくれた。

そのライブでは、私も、「こんなギター弾ける人身近に居たんだ!」って感動した。

どうやって出来たのか未だにぼんやりとしている。けどきっと色んなことを思って感じてかいたから褒められるのはとても嬉しいです。あの時の傷も報われたような気がして居ます。


M-13 : 3番線(2018)

セルフカバーラスト。

どうしても3ピース以外のアレンジが思いつかずに、弾き語りでもあまりやったことがない。

そこに第4の音を足してくれたのがまたまた佐野くんでした。ほんとすごい。ありがとう過ぎる。

まあ、これは寝坊の歌です。寝坊して猛ダッシュで駅に行って、

これさえ乗れば間に合うっていう電車を目の前で乗り過ごすという痛々しいあるある経験の歌です。

 
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